美容液の役割と使い方
美容液の役割や使い方がわからなくて使っている方は意外と多いのではないでしょうか。
美容液は、スキンケアに毎日取り入れる必要がある有効な化粧品です。ここでは、美容液の役割と使い方についてご紹介します。
美容液の役割とは?
美容液のイメージとしては、基礎化粧品としてスペシャルケアに使うものであると思っているかもしれませんが、毎日のスキンケアにクリームや化粧水と同じように取り入れるべきものです。
基本的に、肌を保水するものが化粧水であり、肌を保湿するものがクリームです。当然ですが、美容成分が化粧水やクリームにも含まれているので、働きとしては保水や保湿以外にも期待できますが、高濃度の美容成分で美容液のほとんどの成分ができているので肌により強く働きます。
また、一言で美容液といっても、種類が多くあり、シミやシワ、くすみ、ニキビなど、ピンポイントで肌のいろいろなトラブルに対応するものが多くあります。例えば、ニキビを対策するための美容液には多くのビタミンCが含まれていたり、シワを対策するための美容液には高い保湿効果があるセラミドやヒアルロン酸が高い濃度で含まれていたりします。美容液の種類を肌のトラブルに応じて選ぶことによって、自分の肌の環境をより効果的に整えることができます。
つまり、保湿や保水以外に、肌に大切な美容成分を補うことが、美容液の役割です。
美容液の使い方とは?
美容液を使うときは、次のようなことに注意しましょう。
適量の美容液を手に取る
十分に説明書を読んで、適量の美容液を手に取ります。
説明書に書いてある量を守ると、高い効果が無駄なく期待できます。しかし、保湿するための美容液であれば、自分の肌の乾き具合によって量をコントロールしてください。
手のひらでゆっくりと押さえつけるように肌になじませる
美容液を両手に広げて、手のひらでゆっくりと押さえつけるように肌になじませます。
おでこから頬、さらに全体の顔に広げます。忘れがちな小鼻や目元なども十分になじませてください。
マッサージを軽くする
全体の顔についた美容液がよく浸透するように、おでこ、目の下、眉上、鼻、頬、小鼻、口周りを丁寧に優しくゆっくりとマッサージをすれば高い効果が期待できます。
なお、肌が敏感な方は省いても問題ありません。
もう一度最後になじませる
手でフェイスラインや目の周りを押さえるように、もう一度なじませます。
このような方法が美容液の使い方です。なお、次のようなことはやっては駄目であるため注意しましょう。
顔の一部にのみ塗る
美容液は高額ということで、肌のトラブルがある箇所にだけ塗るのは間違っています。
十分に効果が期待できなく、かえってもったいない使い方になります。予防としての使い方が美容液にはあるため、顔の一部にのみ塗るのはもったいないです。
油分が多い美容液は注意する
美容液は全体の顔に塗る方がいいですが、油分が多い美容液を油っぽい肌のときに使うのは注意する必要があります。
特に、Tゾーンは多く皮脂が分泌するため、塗りすぎてニキビなどができないように注意しましょう。皮脂の分泌をビタミンC誘導体はコントロールしてくれるため、油っぽい肌のときにもおすすめです。
美容液を2種類以上使うときは順番に注意する
目的ごとに美容液は使い分けるのがおすすめですが、このときは注意する必要があります。
美容液を2種類以上使うときは、油分が少ないものから塗りましょう。先に油分が多いものを塗ると、水分が多いものは油膜ができて浸透しにくくなります。高い効果を期待するためにも、塗る順番は注意しましょう。有効成分の濃度が美容液は高いので、美肌への早道といえるくらい大切です。
以上が美容液の基本的な使い方になります。こちらを参考に、ぜひ美容液を取り入れてみてくださいね。