スクラブ入りの洗顔料って肌にいいの?悪いの?
毛穴に詰まった汚れや古い角質を取り除き、肌の透明感を取り戻すと言われているスクラブ入りの洗顔料ですが、本当に効果があるのでしょうか?
デメリットはないのでしょうか?
ツルツルの肌を目指したいものの、スクラブの材料にも不安を持ってしまいます。
答えは、自分に合ったスクラブ素材入りの洗顔料を適量用いて週に1〜2回程度の洗顔なら美肌効果が期待できます。
しかし、キレイになりたいとゴシゴシ洗ったり、毎日使うと逆に肌を傷めてしまいます。
この記事では、スクラブ入りの洗顔料のメリットやデメリット、効果的な使い方などを分かりやすくお伝えします。
スクラブの素材について
スクラブとは、細かい粒子状の研磨剤が入った洗顔料のことです。
研磨剤といえば、化学的なものを想像しがちですが、もちろん人工的なナイロンパウダーなどもありますが、植物の種皮やクレイ(泥)、重曹、塩や砂糖、米ぬか、海藻、こんにゃくなど、素材は様々です。それぞれの素材によって特徴があります。
例えば塩や砂糖を使ったソルトスクラブやシュガースクラブは、よく使われる洗顔料ですが、塩は粒子が荒いため角質を落とす効果が期待できます。一方砂糖は、粒子が細かく肌への負担が少ないため、敏感肌や乾燥肌の人に向いています。スクラブ入りの洗顔料を購入する際は、自身の目的に合ったスクラブ素材が入っているかどうかを確認しましょう。
スクラブ入りの洗顔料を使うことのメリット
@なめらかでツルツルの肌に改善
肌の表面の古い角質を取り除くことで、ツルツルの肌になります。
A小鼻などの黒ずみが改善
細かい粒子が含まれているので、普通の洗顔では落せない毛穴の奥に溜まった汚れまで落せます。
Bクスミの除去
顔のクスミは、肌の乾燥や肩こりなどによる血流の悪さが原因で起こることが多いようですが、スクラブ入りの洗顔料を使うことで透明感が増します。
Cメイクののりがアップ
古い角質や汚れが肌に残っている上にメイクをしても、なじみが悪くざらつきがちです。定期的にスクラブ洗顔で汚れを一掃することで、日々のメイクが引き立ちます。
C肌の老化防止
紫外線などの影響で肌は酸化されますが、スクラブ洗顔料をすることでターンオーバーが促され、シミやシワのもとになる活性酸素が蓄積するのを防ぎます。
スクラブ入りの洗顔料を使うことのデメリット
スクラブ洗顔は、細かい粒で皮膚の表面を削る洗顔です。
古い角質や毛穴の汚れを取り去り、透明感のある肌に導きますが、使い方や洗顔後のお手入れの仕方によっては、肌を痛めてしまうことにもなりかねません。
スクラブ洗顔料を使うことのデメリットというよりも、使い方に問題があることが多いようです。
まず第一に、スクラブ入りの洗顔料は、使えば使うほどきれいになるものではありません。週に1〜2回、適量を使って、肌に負担をかけないようによく泡立てて洗うようにしましょう。また、スクラブ洗顔をした後は、いつもの洗顔後のお手入れ以上に保湿を心がけないと、乾燥の原因となってしまいます。スクラブ洗顔料には、ニキビ跡に効果的なものや美白効果が期待できるもの、角質を取り去るものなどに特化した様々な種類があります。目的によって使い分けることで、より効果が得られます。
まとめ
スクラブ洗顔をはじめて使う場合は、なるべく粒子の細かい米ぬかやコンニャクなどを素材としたものから試すようにしましょう。
洗顔の際はよく泡立てて優しく洗い、しっかり洗い流してから十分な保湿をおこなうと、肌に負担をかけずに透明感のあるツルツルのお肌が手に入ります。早くキレイになりたいと思うあまり、毎日スクラブ洗顔料を使ってゴシゴシ洗うのだけはおやめくださいね。少しずつきれいになる過程を楽しみましょう。