<目元のたるみ対策>おすすめのスキンケア
目元にたるみがあると、老けて見えてしまいます。
年齢とともに女性ホルモンが減少し、肌のしぼみやたるみが目立ってきます。早い人では40代後半から目元のたるみが気になり始めますが、一体どんなケアをすればいいのか分からないといった声も聞かれます。目のまわりはとても敏感なところなので、効果があると思っておこなっているマッサージがシミやシワの原因になったり、高価なアイクリームが返って皮膚トラブルの原因になることもあるようです。
目元のたるみの原因
目の下のたるみは、加齢が主な原因です。
私たちの皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」からなりたっています。「真皮」には、肌の弾力を保つコラーゲンやヒアルロン酸が含まれていますが、加齢とともに減少するため、肌にハリがなくなってきます。
また、仕事上、デスクワークやパソコン作業が多いと、画面を凝視しがちです。目のまわりの筋肉は、遠くを見たり近くを見たりすることで鍛えられますが、毎日同じところを見続けると、目のまわりの筋肉が動かないため、筋肉が衰えてしまいます。
それに加えて、無表情の日々が習慣になると、年齢に関係なく顔の表情筋全体が衰え、頬やあご、首などにもたるみが出てきます。目のたるみからだんだん下にたるんでいくようです。「目元がたるんできたな」と思ったら、本気で目元ケアを始めましょう。
目元のたるみに効果的な成分
目のたるみにおすすめの成分は、レチノール、アスタキサンチン、リコピン、ローヤルゼリー、レシチン、ペプチド、ビタミンC誘導体、コンドロイチン、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸などです。
化粧水や乳液、美容液、アイクリームなどを選ぶ際には、上記のような成分が配合されているかどうかを確認するとよいでしょう。化粧品の箱や容器の後ろに成分が記載されていますが、成分量が多いものから順に記載されています。例えば「目元のたるみをなかったことにするレチノール配合!」とコマーシャルをしながら、実はほんの少ししか配合されていないものもあるようです。小さな字で読みづらいかも知れませんが、期待できる効能が最初に書かれている商品を購入するようにしましょう。高価なものが、たるみに効くとも言い切れないようです。価格は様々ですが、見本などで試し塗りをしてみて、しっくりくるものを購入しましょう。
目元のたるみに効くケア方法
たるみの改善には、マッサージがよいのではと思いがちですが、クリームやオイルを用いて正しくおこなわないと肌が傷つき、たるみだけではなくシミやシワの原因となる場合もあります。
自分でケアをするときは、一番力が入りにくい薬指1本だけを使って、優しくトントンと叩くことをおすすめします。目元のたるみに効く成分を含む乳液などを塗り、目元から目尻にそって3回くらい叩き、その後やはり薬指1本で指を滑らすようにしてなじませます。
上まぶたのたるみを取る顔筋トレーニング
@目をギュッと閉じて5秒キープします。
A目を大きく見開いて眉も上に上げます。おでこに横ジワが目立つようなら、手で押さえながらおこないます。
→10回ほどくり返します。
下まぶたのたるみを取る顔筋トレーニング
@目を普通に見開きます。
Aできるだけ下まぶたを使って目を細め、5秒キープした後、力を抜きます。
→10回ほどくり返します。
まとめ
目元のたるみの予防や改善には、効果的な成分が含まれている化粧水や乳液、アイクリームなどを用いてケアすることも大事ですが、日常生活でも目や目のまわりをいたわることが大切です。
スマホやパソコンを長時間にわたって凝視しないことや、食事からもビタミンCやリコピンなど肌に優しい成分を含むものを摂ることです。それと、どんなに忙しくても口角を上げてにっこりすることを忘れないようにしましょう。