<顔のシワ対策>おすすめのスキンケア

シワは、最初は浅い小ジワとして30代くらいから気になります。
若い頃の小ジワは、保湿化粧品などで潤いを与えると目立たなくなりますが、年齢を重ねていくにつれ、目尻やおでこ、ほうれい線などのシワが目立ち始めます。シワには、笑った時や怒った時にできる「表情ジワ」や、保湿不足で起こる「乾燥ジワ」、加齢による「加齢ジワ」などがあります。シワもシミも肌トラブルのほとんどの原因は、保湿不足と紫外線対策の甘さと言われています。気づいた時からできる顔のシワ対策は、保湿ケアと紫外線対策です。「もう手遅れ」ということはありません。

 

 

保湿成分を含んだスキンケア商品を選ぼう!

保湿ケアをすることで肌の潤いが保たれ、ふっくらとした肌が維持できます。
「表情ジワ」や「乾燥ジワ」には「セラミド」や「ヒアルロン酸」などの成分が配合されたスキンケア用品が適しています。年齢を重ねるごとに深くなる「加齢ジワ」には、「レチノール」や「ナイアシン」などの成分が入ったものがおすすめです。この成分は、代謝アップ効果が期待できるため、ターンオーバーが促進されます。若い頃は28日周期で生まれ変わっていた肌も、40代以降は年齢分だけ日にちがかかると言われています。「加齢ジワ」対策には、ターンオーバーを助ける成分が含まれている商品を選びましょう。

 

紫外線対策の重要性

シワに限らず顔のトラブルは、無防備に浴びた紫外線による影響が大きく、シミやシワ、タルミなどの8割が、過去に浴びた紫外線が原因と言われています。
紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)がありますが、A波は肌の奥にある真皮層まで到達し、コラーゲンやエラスチンなどの組織を傷つけてしまいます。そのため、日焼けが原因でできたと思われるシワ対策には、コラーゲンやエラスチンなどの成分が含まれるスキンケア商品をチョイスする必要があります。

 

 

シワ対策におすすめの成分

 

セラミド

肌の表面のプルプル感を保つ役割を持つ成分です。

 

コラーゲン

肌のハリや弾力を与えてくれる成分です。

 

ヒアルロン酸

肌表面で水分を保持し、角質を乾燥から守ってくれる成分です。

 

レチノール

レチノールは、ビタミンAの別名です。肌内のヒアルロン酸や水分量を増やす働きをします。

 

ナイアシン

コラーゲンの生成を促し、活性酸素を除去する作用が期待できる成分です。

 

エラスチン

コラーゲンの繊維を支える働きをする成分です。

 

ビタミンC誘導体

肌に弾力を与える効果があります。

 

 

自分に適した成分の入ったスキンケア商品は使い切ろう!

 

シワにも「表情ジワ」「乾燥ジワ」「加齢ジワ」などがあり、原因も保湿不足であったり、紫外線対策の甘さであったりと様々です。
自分のシワの原因が何なのかを振り返り、「若い頃無防備でアウトドアスポーツを楽しんだからかな?」など思い当たる節があるなら、コラーゲンやエラスチンなどの成分が含まれるスキンケア商品をチョイスすると、より効率よくシワをケアすることができます。
「加齢によりターンオーバーが遅れているな」と思うなら、レチノールやナイアシンなどの成分が入ったもを選ぶとよいでしょう。
あれもこれも効き目がありそうと、色々なスキンケア用品を購入し、同時に試すのはおすすめできません。どのスキンケア商品も、継続して使い終わってようやく結果が見えてくるようにできています。スキンケア商品は薬ではないので1本全部使い終わったからといって、シワがなくなるわけではありませんが、ちょっと違いを感じたら「OK」とみなしてよいでしょう。肌トラブルがある場合は、即刻中止するべきですが、まずは浮気をせずに同じものを使い切ってみましょう。

 

 

まとめ

スキンケア商品は、100円均一店で購入できるものから何万円もするものまで様々な種類があります。
それぞれのお財布事情に合わせて、自分のシワの種類に適切な成分が入っているものを選び、かゆみや発疹などの肌トラブルがなければ、とりあえず使い切ってみましょう。「早くシワを何とかしたい」と思っても化粧品は薬ではないので即刻シワがなくなるわけではありません。しかし、あきらめずケアすることでシワは増えにくくなります。