オールインワンのメリット&デメリット
時短が重要視されている忙しい現代にぴったりなオールインワン。
朝忙しい会社員や学生にはもちろん、化粧水や乳液、美容液をつけるのが面倒だと思うズボラなタイプの人にも重宝されています。さて、そんなオールインワンは「手間が省け、時間が短縮される」というメリットの他にも注目すべき点があります。
ここからオールインワンのメリットとデメリットを紹介していきます。
オールインワンのメリット
長期的なコストパフォーマンスが抜群
オールインワンの化粧品が一個当たり、安くて1000円以下のものから5000円以上するものまで値段の幅がありますが、オールインワンの化粧品ひとつで肌の手入れが済んでしまうので、それ以上コストはかかりません。また、物によっては化粧下地として使えるものもあるので、ひとつのオールインワン化粧品で2つ化粧品を買った分補えます。もし、オールインワンの成分では物足りないということがあれば、他の美容液で足していけば良いのもメリットです。シンプルに足りない分は美容液などで補えば良いのです。現在はオールインワンひとつとっても、しみそばかすや美白に特化していたり、アンチエイジングに特化していたり物によってさまざまなので、自分が望む成分が入っているオールインワンに出会いやすくなっていると思います。
季節の変わり目や日々の体の調子によって波もあると思うので、オールマイティな必要な分だけの成分が入ったシンプルなオールインワンを選び、足りない分をその都度美容液などで補うようにするという使い方がおすすめです。
例えば、敏感肌の人でシンプルなスキンケアをしたいけど、冬の乾燥した日にはガサガサに荒れてしまうというケースの場合、オールインワンを塗った後に、シアバターなど自然素材100パーセントのクリームを夜お風呂あがった後に塗り込んで寝ると、その次の日の朝は肌の調子がとても良くなりますよ。
圧倒的な時短
そして、もうひとつ見逃しがちなメリットが、新しいものを買おうとしたときに化粧水と乳液をひとつずつ買う手間も省けるという点です。
種類が多すぎて自分にあったものを選べない人が多いかと思いますが、オールインワンの化粧品をひとつ選んでしまえば、選ぶ作業も時間短縮されます。オールインワンの化粧品も、他の化粧水などに劣らず種類がたくさんあって、何のオールインワンの化粧品を選べば自分の肌に合うのか、一番最初購入するときに悩む可能性があると思いますが、余計な成分が入っていないシンプルなものを選ぶのが良いと思います。その後、使用感を見て自分にあった化粧品を探していくと良いでしょう。美容液やクリームで補うのも良いと思います。
持ち運びに便利
また、オールインワンの化粧品ひとつで済んでしまうので荷物の量が減ります。
かさ張りがちな旅行の荷物も軽減することができます。物をできるだけ持たない生活をしてるミニマリストの方や部屋をシンプルにしたい方に最適です。化粧グッズは多くなって乱雑してしまいがちですが、オールインワンの化粧品であれば、そのような悩みもすぐ解消してくれます。それに加え、カバンの大きさが小さいけど化粧水や乳液を持ち運びたいという人にも最適だと思います。
クリームやジェルタイプの水っぽくないオールインワンが多いため、カバンの中に漏れる心配もなく、乾燥が気になり始めたら化粧の上からでもサッと塗ることができるのも魅力のひとつだと思います。
オールインワンのデメリット
メリットが多いオールイワンの化粧品ですがデメリットもあります。ひとつは自分の肌に合うように細かくカスタマイズができないというところです。
簡単に肌の手入れができるのが最大のメリットですが、その裏返しに細かい肌の症状に対応しにくいです。例えば脂性肌の人がオールインワンの化粧品を使ってみて、もっとさっぱり感を出したいと思ったときにしっとりさせる成分を減らすことはできません。足りない分は美容液などを買って補うことができ、機能を足すことは簡単ですが、減らすことが難しいため買い替えるしか手段がないのが最大のデメリットだと思います。
また、人によると思いますが、オールインワンは成分が肌に浸透しづらく感じるという点です。化粧水で水分を補い、乳液の油分で蓋をするという流れがよく知られている一般的なスキンケアだと思いますが、その作業がギュッと凝縮されているため化粧水と乳液が合わさったような使用感になっています。そのため化粧水×乳液にできた浸透されているという実感を持ちにくいと思います。その対処法としてひとつ挙げると、オールインワンの化粧品を手でなじませて浸透するよう意識しながら重ね塗りすると化粧水を付けた後のようなもっちり感を実感できます。このようにオールインワンの特性に合わせて自分流にアレンジしていくと、もっと使いやすいものになっていくと思います。