<赤ら顔の悩み>基本のスキンケア
赤ら顔の原因は様々ですが、寒くなると暖房した部屋と外気との温暖差が大きくなり、顔の毛細血管が広がって赤みを帯びてくることがあります。
また、木枯らしが吹くころになると、肌は乾燥して赤ら顔になりがちです。ほっぺが赤い子供は可愛いものですが、大人の女性にとっては悩みの種です。赤ら顔の予防と改善には、肌に刺激の少ない石鹸を使って優しく洗い、化粧水と乳液をつけるだけのシンプルなスキンケアかおすすめです。
赤ら顔になる5つの原因
赤ら顔の原因は、以下のようなことが考えられます。
@本来の皮膚の薄さ
遺伝的に皮膚が薄い人は、寒暖の差などで血管が広がると、毛細血管が透けて見えます。
A顔の洗いすぎ
洗浄力の強い洗顔料を使っての顔の洗い過ぎや、ピーリングのし過ぎで肌表面の角質が薄くなると、赤ら顔になることがあります。
B保湿不足
洗顔後に十分な保湿ケアがおこなわれていないと、肌は乾燥がちになり、かゆみが生じることがあります。無意識に掻いているうちに、皮膚の赤みが取れなくなってしまいます。
C睡眠不足やストレス
睡眠不足や何らかのストレスが続くと自律神経が乱れ、慢性的なほてりが続くことがあります。また、血管が拡張したままの状態で顔の赤みが取れないこともあります。
D食べ物や飲み物
アルコールや香辛料の摂りすぎでも血管が開き、赤ら顔になります。
E化粧道具の不衛生
汚れたままのパフやハケなどを使用していると、顔にも雑菌が繁殖してしまうことがあります。顔ダニで赤ら顔になることもあります。
赤ら顔はスキンケアで防げる!基本は保湿
化粧品は乾燥肌用、混合肌用、脂性肌用、敏感肌用などと別れていますが、肌の状態は季節や体調によっても違ってきます。
どんな肌でもスキンケアの基本は肌に刺激を与えない優しい洗顔と、たっぷりの保湿です。この基本を守りながら、脂浮きするようなら洗顔をていねいにしたり、乾燥が気になるなら保湿力の強い乳液をたっぷり塗るなど、自分なりにその日の肌状態を確かめながらケアすると、徐々に赤ら顔は改善できます。
さわり過ぎや塗り過ぎにご注意
皮膚の下の血管が透けて赤く見える赤ら顔は、少しの刺激でヒリヒリしてしまいます。
早く改善したいと思うばかりに、化粧水の上に乳液、さらに美容液やクリームなどを重ねて塗りがちです。敏感肌は塗れば塗るほど、さわればさわるほどダメージを受けがちです。
クレンジングやマッサージも控えるようにしましょう。洗顔は、シンプルに赤ちゃんでも使える牛乳石鹸などをよく泡立てて優しく洗い、化粧水と乳液だけのシンプルなケアにしてみましょう。
赤ら顔のケアにおすすめの成分は?
乾燥や刺激による赤みや痒み
→「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などが配合されている化粧水や乳液
ニキビが原因の赤み
→「ビタミンE」「ビタミンC誘導体」「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合されている化粧水や乳液
気温や体調による赤み
→「ビタミンK」や「プランクトンエキス」が配合されている化粧水や乳液
〜赤ら顔におすすめのスキンケア食材〜
スキンケアとともにインナースキンケアも同時におこなうことで、赤ら顔の悩みはりスピーディに解決します。
ビタミンCが多く含まれているブロッコリーやキウイ、イチゴ、柑橘類、ビタミンKが豊富な納豆、春菊、モロヘイヤ、ホウレンソウ、ビタミンEを含む卵、うなぎ、かぼちゃ、アーモンドなどが効果があります。
まとめ
肌を強くしょうとゴシゴシ洗ったり、化粧水をつけてパンパン叩いたりするのは逆効果です。スキンケアの基本は、優しくていねいに洗顔し、化粧水と乳液で保湿するシンプルなスキンケアです。