リバウンドしないためのポイント

ダイエットに成功したのもつかの間、「リバウンド」という落とし穴にはまってしまうことも少なくありません。
リバウンド対策というと、ダイエット成功後の維持方法がよく話されているところですが、実はダイエット中からリバウンド対策をすることがとっても大切なんです。ここでは、リバウンド知らず!理想体型を維持するためのポイントを徹底解説していきたいと思います♪

 

 

1か月の減量は体重の5%までにとどめよう!

一気に痩せようとガクンと食事の量を減らし、一気に減量をすることが人気になっていますが、そうも上手くいきません。
その理由は、人には長期に維持された体重が、脳にインプットされる「セットポイント」が備わっているからです。急に体重が変わると、自動的に体がセットポイントの体重まで戻そうと働きます。それも、体重減幅が大きいほどにその反動が大きく戻ろうと働きかける力が強くなり、過食につながるなどリバウンドの原因になってしまうんです…!リバウンドを招かないためにも、体重は少しずつ減らし、セットポイントを脳に勘づかれないように少しずつ移行していくことが大切です。そのためには、体重減の幅は1か月あたり5%までが理想的だと言われています。

 

 

食事制限だけで痩せられるという考えを捨てよう

食事制限だけでカロリーを削減しようとなると、1日に必要な栄養素をほとんどとれず、体はエネルギー不足の状態が続きます。
するとそのエネルギー不足分を体に貯蔵された体脂肪で賄うだけでなく、筋肉にも手をつけて筋肉を分解。脂肪を燃やすパワーとなる筋肉量が減ってしまうことで、代謝が落ちて、消費エネルギーが以前に比べて極端に下がります。ダイエットするはずが、太りやすい体質を作り出すことになるんです。過度な食事制限に走らず、必要な栄養素をしっかりと摂取したうえで運動を組み合わせることで、代謝を維持しながらの減量を目指すことができます。

 

 

減量後は食事系で置き換える簡単なルールを設けてみよう

減量後の体重をキープするべく、日常的な食事の内容の中で工夫できる点を抑えていきましょう!

 

しばらくは置き換えを実践

・1日1食事 置き換えをしばらく継続し、徐々に1日3食を通常の食事に戻していく

 

通常の食事の中でもお手軽な置き換えを実践してみて♪

・飲み物はジュース系を一切やめて、水かお茶にする
・牛乳・ヨーグルトなどは低脂肪のものに変える
・間食をするのであれば、おからクッキーなど食べ応えがあり、腹持ちが良いものに変更
・ごはん・パンの量は外食であれば半分以下に。自宅であればおかゆにして少量でお腹いっぱいを目指す
・肉類は鶏肉のささみなど、脂肪分の少ないものに変える

 

とくに、炭水化物の量をできるだけ減らすだけことを強くおすすめします。血糖値がグンと上がりにくくなるので、インスリンの過剰分泌抑えて暴飲暴食の予防、満腹感の持続が目指せます。

 

 

まとめ

急激な減量を目指すと、リバウンドリスクがグンと高まることをご紹介しました。
逆にしっかりと計画し着実に体重を落としていくダイエットを実践すれば、リバウンドのメカニズムを味方につけた、リバウンドをしない痩せ方が実践できます!減量後はすぐに元の食事に戻さず、少しずつ食事力を戻していくことが大切です。日常の食事の中でもちょっとした置き換えで上手にカロリーコントロールをしてみましょう。これまでリバウンドに悩まされてきた方にとって、このコラムが何らかのヒントになったならば幸いです♪