どうして胸の形が崩れてくるの?
あなたは胸の形に自信はありますか?
実は多くの女性が自分の胸の形に悩みを抱えています。今回はバストがなぜ崩れてしまうのか、その改善方法について解説していきます。原因をきちんと把握して、きれいなバストをキープしましょう。
胸が崩れる原因とは?
胸が崩れる原因は一つではありません。「私は胸が小さいから崩れないし!」と思っている人は注意が必要です。その理由を以下で説明します。
@激しい揺れでクーパーじん帯が切れる
バストはほぼ9割を「脂肪」が占めています。そのほかに母乳をつくる「乳腺」と、胸の土台を形成する「大胸筋」、内部から胸を支える「クーパーじん帯」で形成されています。
胸の形をキープするのにこのクーパーじん帯が大きくかかわっており、胸の大きい人ほどクーパーじん帯にかかる負担も大きくなります。そのほかにも、激しい運動でクーパーじん帯が切れたり伸びたりすることでバストの崩れにつながります。一度伸びてしまったクーパーじん帯は元に戻すのが難しく、切れてしまった場合は修復ができません。
Aブラジャーのサイズが合っていない
ブラジャーのサイズが大きすぎても、小さすぎても胸に負担をかけてしまいます。
ブラジャーが大きい場合、胸とブラジャーの間にすき間ができるため、胸が揺れやすくなります。結果的にクーパーじん帯の伸びにつながるため胸の形が崩れてしまいます。ブラジャーが小さい場合は、胸を過剰に圧迫してしまうため、形の崩れにつながってしまいます。「まだ使えるから」と思わずに自分のバストにフィットしたブラジャーを選ぶことが大切です。
胸への栄養が不足している
「ダイエットしたら胸がやせてしまった」というのを聞いたことはありませんか。
これは過度なダイエットにより、胸の発育に必要な栄養素が不足してしまうことが原因です。たとえば、肉や魚に含まれるたんぱく質。ダイエット中は避けてしまいがちですが、たんぱく質が不足すると、クーパーじん帯が伸びたり切れやすくなってしまいます。また、女性ホルモンの生成にも必要な栄養素のため、不足すると乳腺の発達が妨げられて形の崩れにつながります。
加齢による老化
胸の形は年とともに崩れやすくなります。それは胸のハリを保つコラーゲンが減少するためです。
また、加齢とともに筋力も低下していくため、胸を支えるクーパーじん帯も弱くなっていきます。若いころは、おわん型のきれいなバストだったのに、年とともに垂れたり、ボリュームがなくなっていくのは珍しくありません。
胸の形をキープする3つの方法
ここでは胸の形をキープする方法をご紹介します。胸が崩れだす前にケアをしてきれいなバストをキープしてください。
@生活習慣を改善する
胸の崩れを防止するには、体の内側からの改善が重要です。
特に、睡眠が不足したり、食生活が乱れたりすると胸の育成に悪影響を及ぼします。
■睡眠不足
睡眠には大きく分けて「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」の2種類があります。
ノンレム睡眠は体は深い眠りに入っているものの脳は活発に動いている状態です。レム睡眠は体も脳も休止状態に入っている状態です。
女性ホルモンが最も活発に分泌される夜10時から深夜2時頃にノンレム睡眠に入れることが理想的です。寝不足のままの状態だと女性ホルモンが作られないため、胸も育ちません。夜2時前には眠りにつけるように、生活リズムを整えましょう。
■食生活の乱れ
ホルモンバランスは食生活の変化によっても乱れます。毎食バランスの良い食事をとるように心掛けましょう。特に、女性ホルモンの分泌を促すタンパク質や、大豆、ビタミンなどを摂ることが効果的です。
A胸の筋肉をきたえるエクササイズをする
胸は大胸筋という筋肉を土台にしています。大胸筋を鍛えることで、クーパーじん帯への負担を減らしたり、バストの形をキープしたりすることができます。
■腕立て伏せ
腕立て伏せは大胸筋を鍛えるのに効果的です。腕を肩幅くらいに開き、大胸筋を意識しながらゆっくりおこなうことが大切です。激しい運動によってむしろクーパーじん帯を傷付けてしまう恐れがあります。無理のない範囲で徐々に負荷をかけましょう。
B自分にあったブラジャーを選ぶ
まずは、専門店などで自分のカップ数を把握しましょう。
ブラジャーにはカップの大きさや形状によってさまざまな種類があるため、わからない場合は店員さんに相談してみてください。さらに、ブラジャーの着け方も見直しましょう。カップが食い込んだり、締め付けが強い場合はブラジャーがあっていない可能性が高いです。また、ストラップがずり落ちたり、食い込んだりしないかも確認してみてください。
まとめ
ここまでなぜ胸の形が崩れてくるのか、その対処法について解説してきました。
少しずつ生活を改善することで胸の形はキープできます。ライフスタイルを見直し、美しい胸を手に入れましょう。