胸の大きさを保ちながらダイエットするには?

「ダイエットしたいけど胸が痩せてしまったらどうしよう」
「胸をキープしながら美ボデイを手に入れたい」
そんな風に思っていませんか?

 

せっかくダイエットするなら胸の大きさを保ちながらきれいになりたいですよね。そこで今回はバストをキープしながら痩せる方法をご紹介します。バストキープのポイントを押さえて理想のボデイを手に入れましょう。

 

 

ダイエットするとなぜ胸がやせるのか

女性の胸はほとんどが脂肪組織でできています。さらに、心臓に近いことから体温が高く
脂肪が柔らかくなっているため、ほかの組織に比べて痩せやすいという特徴があります。また、ダイエット中は肉や魚といったタンパク質の多い食べ物を避けてしまうのも胸がやせてしまう原因になります。タンパク質は筋肉や細胞、皮膚などを作るのに必要な栄養素です。タンパク質が不足すると、基礎代謝が低下するだけでなく女性ホルモンの生成にも影響を与えます。そのため胸がやせやすくなってしまうのです。

 

 

きれいなバストを保ちながらダイエットする3つのコツ

 

ここでは、バストをキープしながらダイエットするコツを3つご紹介します。
先にも触れましたが、ただ食事を制限するのではなく、必要な栄養素をしっかり取りながら適度な運動を取り入れることが大切です。

 

激しい運動をしない

脂肪を燃焼するために激しい運動をするダイエットもあります。しかし、胸をキープするにはおすすめできません。それは胸の脂肪まで燃焼してしまうからです。
さらに、胸が激しくゆれることで胸を支えるクーパーじん帯が切れてしまうため、垂れる原因にもなります。

 

バストアップに効く栄養素をとる

バストアップには女性ホルモンの生成を活発にする栄養素を摂ることが効果的です。
ダイエット期間中は食べること自体を控えてしまいがちですが、バストアップをサポートする栄養素をバランスよく摂りましょう。

 

■タンパク質
良質なタンパク質は女性ホルモンの材料となります。
ダイエット中であっても、魚や肉をバランスよく食べることでバストのキープにつながります。

 

■アミノ酸
アミノ酸はタンパク質を作るのに欠かせない栄養素です。
特に、アルギニン、リジン、オルニチンは成長ホルモンに作用してバストアップを促してくれます。

 

■ビタミンE
アーモンドやかぼちゃに含まれます。
血行促進の働きがあり、バストまで栄養を運ぶのをサポートしてくれます。さらに、女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌も促してくれます。

 

■大豆イソフラボン
豆乳、納豆、きなこなどに含まれます。
女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをしてくれ、乳腺細胞を増やし、胸の形成をサポートしてくれます。

 

以上がバストアップに効果的な栄養素です。過度な食事制限をするのではなく、バランスよく取り入れることを意識してみてください。

 

筋トレで大胸筋を鍛える

胸の土台である大胸筋を鍛えましょう。胸は9割が脂肪でできていますが、その土台は筋肉です。
そのため、胸の筋肉である「大胸筋」を鍛えつつ、胸の脂肪は落とさない筋トレが不可欠です。

 

以下が「合唱のポーズ」と呼ばれるバストアップ筋トレです。家で簡単にできる筋トレのため参考にしてみてください。

 

@胸の前で両手を合掌し、ひじから手首までのラインが地面と水平線になるようにする。
A手のひらにグーっと力を入れて、その状態で10秒間キープ。
B息を吐きながらゆっくり手のひらの力を抜く

 

 

まとめ

ここまで胸の大きさを保ちながらダイエットする方法をご紹介しました。運動のし過ぎや、食べ物の控えすぎなどは一時的なダイエットには有効ですが、胸が小さくなってしまう上に健康にもよくありません。バストをキープしつつ美しい体づくりができるようダイエット法を工夫してください。