≪部分痩せ≫下半身ダイエット
下半身太りの解消には、まずリンパ節を刺激して、体の中の老廃物を流すことから始めましょう。
下半身ダイエットに効果がある運動をいくらおこなっても、リンパ節が詰まっていると、効率よく痩せることができません。足首、ひざ裏、そけい部、お腹、脇の下のそれぞれのリンパを流すマッサージを毎日の習慣にすると、代謝がよくなり簡単な運動ですっきり痩せます。
5つのリンパ節を刺激して老廃物を一気に流そう
リンパ節は老廃物を排出するフィルターの役目をしています。
長時間の座り仕事が続くと下半身はむくみやすく、体重が増えていなくても太って見えてしまいます。5つのリンパ節を足首から順に上に上にマッサージをすることで、むくみのない体を手に入れることができます。次の5つのリンパ流しをすべておこなっても5分ほどですが、代謝がよくなり 体がポカポカしてきます。
足首のリンパ流し
床に座り右の内くるぶしの後ろを上から下に10回ほどこすります。
次に左の内くるぶしの後ろも10回ほどこすります。
ひざ裏のリンパ流し
右のひざ裏に左手の指をそろえて軽くゆするようにマッサージします。
反対側も同じようにマッサージします。
そけい部のリンパ流し
両手の指をそろえて右側の足のつけ根に置き、内側から外側に向けて10回ほど程さすります。左足も同じようにさすり上げます。
お腹のリンパ流し
おへその下に両手の指を重ねて置き、「の」の字を書くように時計回りに10回ほどまわします。
わきの下のリンパ流し
右わきの下に人さし指から小指までを差し込み、親指を肩のつけ根において支え、指先で老廃物をかき出すイメージで、10回ほどもみます。反対側も同じようにおこないます。
下半身の部位別ダイエット法
合せきのポーズで骨盤のゆがみをとる
合せきのポーズはヨガの基本のポーズですが、骨盤内の血行がよくなり、下半身が痩せやすくなります。
床に座り、両方のかかとを合わせて体に引き寄せます。両手を前方につき、ひじを床につけながら上体をゆっくり前に倒します。
お尻のストレッチで骨盤底筋を鍛える
背筋をまっすぐにのばして、お尻の穴をギュッと締めます。
信号待ちや電車の中など、いつでもどこでもできるポーズですが、骨盤底筋が鍛えられ、ヒップアップ効果とポッコリお腹の改善効果があります。
フラミンゴ体操で股関節の安定を保つ
片足を前に出し、 床から5pくらい上げて1分間キープします。
もう片方も同じようにおこないます。フラミンゴ体操は「開眼片足立ち訓練」という転倒や骨折予防の療法のひとつですが、下半身に筋肉がつき、股関節が安定し体幹が鍛えられます。この体操を続けることによって股関節のゆがみが改善され、下半身が痩せやすくなります。
おへそを立ててインナーマッスルを鍛える
立つときも座るときも歩くときも、とにかくいつでも気が付いた時におへそを縦1文字に保つことを意識します。
たいていの人はリラックスして気を抜くと、おへそは横一文字になります。プライベートタイムではストレス解消にもなるのでリラックスすることは大事ですが、仕事中や電車の中など人に見られるシーンではおへそを立てましょう。インナーマッスルが鍛えられ、下がった胃腸がが本来あるべきところに落ち着き、下腹のぽっこり感が解消されます。
まとめ
ダイエットの成功のコツは、スキマ時間を上手に使うことです。
「歯磨きをするときは片足立ちで磨く。歩くときは背筋を伸ばしておへそを縦にしてお尻を締めて歩く」などを習慣にすると、わざわざダイエットのための時間を作る必要がありません。その他にも、お風呂タイムや就寝前の5分ほどでリンパマッサージもできます。自分なりのダイエットの方法をいくつか選び、無理せず効率よく痩せましょう。